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アグーの育て方

(5)子 豚

ア)哺乳期の管理
飼料給与例

飼料給与例

(1)分娩豚房の床のメッシュは細かいものにしましょう。
  アグーの子豚は小さいため,メッシュに足がはまる場合があります。
(2)哺乳豚は生理的貧血に陥りやすいので,初乳を飲んだ後早めに,鉄分の補給(注射又は経口投与)を行いましょう。

(3)3日齢頃から水を与えてください。子豚専用の給水器を取りつけ,常に新鮮な水を飲めるようにしてください。
  水がないと汚水や尿をなめて,下痢の原因になります。
(4)餌付けは,子豚が水を飲むようになってから少量を1日数回与えてください。

  その前に与えても食い付きが悪く,ムダが多くなるだけです。
(5)飼料を切り替える場合には,徐々に切り替え後の餌に慣れさせるため,数日間は,前の飼料と混ぜて与えましょう。

授乳中の子豚 分娩豚房の床メッシュ 分娩豚房の床メッシュ
授乳中の子豚 分娩豚房の床メッシュ  

 

管理のポイント

―保温の目安―

  • 出生時には32℃になるように保温しましょう。
    温度の調節は,保温ランプの強・弱や
    つり下げる高さを調節して行ってください。
最適温度
  • 母豚と子豚の適温域が異なるため,子豚にあわせた温度管理は母豚にとっては暑熱ストレスとなります。子豚だけを効率的に保温するため,保温箱等の設置を行いましょう。
  • 子豚が保温器を中心に,折り重なることなく均等に寝ているように温度を調整してください。
  • 子豚にとって風は大敵です。子豚の体に直接風を当てないようにしましょう。
  • なるべく分娩介護をしましょう。(ぬれた子豚の体を拭いてあげることで,体温の低下を防ぐことができます。)
保温箱と保温灯 保温箱の子豚の様子
保温箱と保温灯 保温箱の子豚の様子
管理のポイント
―子豚の下痢予防と対策―
1.分娩ストールを清潔に保つ
  • 分娩舎の洗浄・消毒は母豚の導入前に済ませておく。
  • 〔有機物の除去・清掃→水洗→消毒(逆性石鹸等)→乾燥→石灰消毒(発泡消毒)→最終乾燥2~3日〕
  • 分娩ストールへ移動する母豚の洗浄・消毒。母豚を分娩ストールへ移動した後は,毎日の除糞(2回以上/日)。
2.母豚の管理
  • 熱はないか,産後痛はどうか,給餌・給水管理,乳房炎など母豚の状態に気を配る。
  • 分娩ストールへの導入前に駆虫を済ませておく。
3.哺乳豚の管理
  • 水や餌付け用の餌は常に新鮮なものを与え,腐敗したものや状態の悪いものを与えない。
  • 保温箱の温度管理に気を配る(保温灯が消えてないかどうか)。
イ)離乳後の管理

(1)離乳は28日齢程度で行いましょう。長く哺乳させると,母豚がやせてしまい回転率が下がるだけでなく,母乳の量や栄養分が急速に減少するため子豚の発育にも影響が出ます。
(2)離乳はまず母豚を移動し,子豚は7日間程度分娩豚房で飼育してから子豚舎へ移動すると,発育停滞が軽減されます。
(3)離乳後は子豚が母豚の体温を利用できなくなるので,離乳後3日間は温度を少し高くしてください(32℃程度)。慣れてきたら徐々に適温範囲(28℃~25℃)に下げてください。子豚舎への移動後もしばらくは保温しましょう。
(4)子豚舎の給水器の位置が高い場合は,ブロック等で足場を作り,小さい子豚もきちんと水が飲めるようにしましょう。

子豚舎の保温ランプ ブロックによる足場
子豚舎の保温ランプ ブロックによる足場

 

管理のポイント
―離乳時の注意点―
  • 離乳は子豚にとって最大のストレスです。
  • ダブルストレスをかけないようにしましょう。
    ・離乳と同時の移動
    ・離乳と同時の飼料の切換え
    ・離乳と保温不足
  • 離乳後3日間程度は,人工乳を不断給餌にせず,1日2~3回なくなったら補給するようにすると,食い込み量が多くなります。