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アグーの育て方

(1)種雌豚

ア)妊娠期の管理
飼料給与例[種豚用飼料(TDN70%,CP14.5%)/1日1頭あたり]

妊娠期の飼料給与例[種豚用飼料(TDN70%,CP14.5%)/1日1頭あたり]

(1)アグーは太りやすいため,個体ごとのボディーコンデションに応じて飼料の給与量を増減してください。
(2)アグーはデリケートで,早期流産の恐れがあるので,受精卵が完全に着床するまで(交配後1ヶ月頃まで)は,
  けんか等ストレスのかかることのないように注意してください。
(3)母豚の適温範囲は10~20℃です。適切な防暑・防寒管理を行いましょう。
(4)交配前4日間は給与量を1.5kgに増やし,交配後3日間は0.5kgに減らしましょう。
(5)分娩1ヶ月前から胎児は急速に発育します。増飼いはこれを助けるために行うものですが,給与量が多すぎると,
  分娩後の産褥熱を出したり,食欲がなくなったりしますので,気をつけましょう。

イ)分娩前の管理

(1)分娩舎の洗浄・消毒は母豚の導入前に済ませましょう。
(2)母豚の移動は遅くとも分娩7日前までに行ってください。
(3)移動前に駆虫は済ませておきましょう。

ウ)分娩後(授乳期)の管理

(1)毎日の除糞(2回以上/日)を行い,分娩ストールを清潔に保ちましょう。
(2)分娩後3日間は母豚の状態をよく観察し,発熱等がある場合はすぐ処置してください。
(3)分娩当日の飼料給与は発熱防止のため,陣痛がきていれば絶食,立ち上がって落ち着かないときは
  少量(0.5kg程度)与えて落ち着かせてください。
(4)分娩後は14日間かけて除々に給与量を増やします。

飼料給与例[種豚用飼料(TDN70%,CP14.5%)/1日1頭あたり]

分娩後の飼料給与例[種豚用飼料(TDN70%,CP14.5%)/1日1頭あたり]

(5)子豚数が3頭以下のときは,給与例よりも増加量をゆるやかにし,最大でも3.0~3.5kgでおさえてください。
(6)食い込みが悪いときは,食い込ませる努力をしてください。栄養量が不足すると体力を消耗し,
   離乳後の発情回帰が遅れる原因になります。
(7)離乳は,分娩後28日程度で行いましょう。
  離乳を早くしても子宮の回復が十分でないため発情回帰は逆に遅くなります。

管理のポイント
―食い込ませ方のコツ―
  • 青草を与える。(例:カンダバー等)
  • 1回より2回,2回より3回に分けて与える。
  • 種豚用飼料に,水を混ぜてリキッドにして与える。
  • 種豚用飼料に,人工乳等栄養価が高くて嗜好性の良い飼料を混ぜる。
  • 新鮮な水を常に飲めるようにする。給水器の点検・清掃はこまめに。
  • 夏季は,食べ残しがあると変敗しやすく,ますます食べなくなるので,食べ残しが出ないように
    量と回数を調整する。
エ)離乳~交配期の管理

(1)離乳から交配までは,雄豚房の隣に入れたり雄と接触させると,発情の戻りが良くなります。
(2)離乳時に著しくやせた場合は,1周期待って交配しましょう。また,ホルモン剤の使用も避けましょう。
たとえ発情がきても,排卵数が少なかったり,ホルモンのバランスをくずしたりする可能性があります。